平成26年度 競技力向上対策基本方針

目標

 本県選手が国民体育大会をはじめとする全国大会や国際大会等で活躍することは、県民、特に青少年のスポーツに対する意欲を高め、スポーツの普及・振興を推進するとともに、明るく豊かで活力に満ちた社会の形成に寄与するものである。
 そのようなことから、県民に明るい話題を提供し、青少年に夢と希望を与えることができるよう、トップレベルの選手育成事業を進めることで、日本を代表し、国際的に活躍できる全国トップレベルの選手を育成する。また、国民体育大会の男女総合成績において、安定的に30位台が達成できるよう、各競技団体をはじめとする関係団体と連携し、得点可能な競技の重点強化を行う。
 国民体育大会の成績の向上を図るためには、九州ブロック大会の代表権獲得数を増やすことが重要な課題であり、多くの競技において代表権を上位で獲得できるよう早期の取り組みを行う。
 さらに、全国高等学校総合体育大会をはじめとする全国大会等において、優秀な成績を収めるため、指導者の養成等、各種強化事業を積極的に推進する。
 
 第34回九州ブロック大会(熊本県開催)目標
  各競技団体と連携し、国民体育大会の成績の向上を図るため、「第34回九州ブロック大会」の対策を早期に行い、下記の目標達成に努め、「長崎国体」の成績向上を目指す。
     ※ 代表権獲得数   20競技、35種別・種目以上

 第69回国民体育大会「長崎国体」目標順位
  各競技団体と連携し、得点可能な競技の重点強化等を行い、総合成績30位台を達成できる競技力の向上をめざし、下記の目標達成に努める。
     ※ 目標順位       30位台
     ※ 得  点       800点(競技得点 410点 参加得点 390点)
 

方針

(1) 国民体育大会を最も重要な大会と位置づけ、目標の達成をめざすとともに、各競技団体との連携を強化し事業の実施にあたる。
(2) 各競技団体において、一貫指導システムの整備に努めるとともに、加盟団体・中高体連・大学等関係機関・団体と連携し、全国大会や国際大会等で活躍で きる選手を育成する。
(3) 競技力の維持・向上を図るため、トップレベル選手育成、指導者対策、ジュニア強化対策等の事業を実施する。
(4) 本県の駅伝競技については、県民の関心と期待の大きい競技であることから「特別強化」を図る。
(5) スポーツ医・科学委員会と連携し、スポーツ医・科学の積極的な活用を促進する。
(6) 各競技団体独自が企画提案した競技力向上対策を展開し競技力向上を図る。
(7) 2020年東京オリンピック大会における沖縄県選手輩出に向けた取り組みを行う。
 

対策

(1) 第69回国民体育大会「長崎国体」選手強化
  ア 最重点強化・・・高得点が期待でき、本県の中核となる競技について最重点強化を図る。
    (過去5年間の得点  150点以上)             (3競技)
     ・ウエイトリフティング (成男・少男)
     ・なぎなた       (成女・少女)
     ・カヌー         (少男)

  イ 重点強化・・・・過去5年間の得点実績に基づき、入賞が期待できる有望競技、種別(種目)
            について重点強化を図る。
   ① 重点強化A(過去5年間の得点  149点~100点)         (2競技)
     ・陸上競技       (少男・少女)
     ・レスリング      (成男・少男)

   ② 重点強化B(過去5年間の得点  99点~50点)          (4競技) 
     ・ボウリング      (成女)
     ・ボクシング      (成男・少男
     ・ハンドボール     (少男)
     ・ソフトボール     (少男

   ③ 重点強化C(過去5年間に得点した競技)                    (10競技) 
     ・水泳         (少男・少女)
     ・テニス        (成男)
     ・自転車        (成男・少男)
     ・柔 道        (成男)
     ・弓 道        (成男)
     ・ライフル射撃     (成女・少男)
     ・空手道        (全種別)
     ・銃剣道        (成男)
     ・ゴルフ         (女子・少男)
     ・ボート        (成女)

   ④ 一般強化・・・上記競技以外の競技(種別)についても強化する。(20競技)

  ウ 県外チーム強化試合
   県外派遣や強豪チームを招待して強化試合を行い、強化を図る。(4競技)

  エ 条件整備
   ① 必要に応じて、国体強化選手・チームの練習場の確保及び使用料等について関係機関と調整を行う。
   ② 国民体育大会及び九州ブロック大会選手のスポーツ傷害保険加入。

  オ 情報収集及び戦力分析
   ① 県内外の各種大会や強化合宿等において、各種競技団体毎に国体選手の競技力調査及び激励を行い、選手・監督の士気の高揚を図る。
   ② 競技力先進県の情報を収集して、本県の競技力向上対策に資するとともに、九州ブロック及び全国の競技力についても戦力分析を行い、国民体育大会の予想得点や目標順位の設定が、より正確にできるようにする。

  カ 優秀選手の確保
    高等学校及び大学等を卒業する優秀選手の動向について早期に情報を収集し、ふるさと選手活用等を通し、県内定着のための方策を講ずる。

(2) トップレベルの選手育成事業
  ア 優秀選手の奨励
    オリンピック大会、アジア大会、世界選手権大会、ユニバーシアード大会等の日本代表選手へ奨励金を交付する。

  イ 一貫指導システムの整備
    小・中・高校・一般の一貫指導システムの確立を図り、トップレベルの選手を育成する。

(3) 指導者対策事業
  ア 指導者の県外研修派遣
    中・高校・一般の優秀な指導者を中央研修会や全国大会等に派遣し、新しい指導方法の研究及び指導体制の向上を図る。

  イ トップコーチの招聘
    県外から優秀なコーチを招聘し、指導者の資質を高める。(8競技)

  ウ 競技力向上対策研修会
    中・高校及び各競技団体の強化担当者が一堂に会して研修し、指導力を高めるとともに、相互の連携のもと、競技力向上を図る。

(4) ジュニア強化対策事業
  ア 中学生地区別強化
    中体連6地区において、交流試合や強化練習を実施し、優秀選手の発掘及び強化を図る。

  イ 中学校専門部強化
    全国大会及び九州大会の県内開催を予定している中学校の専門部を、開催2年前から開催当年まで指定するとともに、全国及び九州大会で優秀な成績を収めた専門部を指定し、強化を図る。
   (10専門部)

  ウ 優秀選手の確保
    中・高校生の優秀選手の県外流出を防止するため、中体連・高体連、競技団体の連携を強化し県内定着のための方策を講ずる。

(5) 特別強化事業
    男女都道府県対抗駅伝大会等における成績の向上を図るため、沖縄陸上競技協会のプロジェクトを支援し、駅伝競技の強化を図る。

(6) スポーツ医・科学委員会との連携
    スポーツ医・科学委員会と連携し、「スポーツ医・科学サポートプログラム」を実施するなど積極的な活用を促進する。

(7) 企画提案型競技力向上対策事業
    各競技団体が中長期的な視点で主体的に取り組むことで、これまでの競技力向上対策に関する計画の改善や、各競技団体特有の課題解決に向けた取り組みをしていく過程の中で、競技力向上
   に向けた積極的な取り組みが推進され、各競技団体の意識の向上や自立が図られる。また国民体育大会の男女総合成績で、安定的に30位台が達成できるようトップレベルの選手育成を図る。

(8) オリンピック選手輩出事業
    オリンピック選手輩出強化戦略検討委員会(仮称)を設置し、各種状況把握や調査・データ等の分析をもとに、オリンピック選手輩出に向けた具体的な方向性等の戦略構築を行い、2020年東京オリンピック大会での本県選手輩出を目指す。